こちらのページはオゼンピック®皮下注SDを除く糖尿病領域注射剤を対象としております。 (※の資材を除く)
使用開始前のインスリン製剤の保管について
使用開始前のインスリン製剤は冷蔵庫 (2~8℃) に保管してください。その際、凍結にご注意ください。
ノボケアニュース No.19 (PDF:1.16 MB)
凍結により変化し、効果が発揮できなくなります。
ご自宅でのインスリン製剤の保管について
ノボケアニュース
No.19 (PDF:1.16 MB)
ノボケアニュース No.21 (PDF:2.54 MB)
使用開始前のインスリン製剤
使用開始前の各製剤は凍結を避け、冷蔵庫 (2~8℃) に遮光して保管してください。
冷蔵庫保管時の注意点
インスリンは一度でも凍ると薬液が変化したり、凍結により注射器が故障することがあります。
使用開始後のインスリン製剤
インスリン製剤は使用開始後、室温 (30°c以下) で保管し、各製剤の使用期限内にご使用ください。
キャップ等により遮光して保管してください。
保管の際には、注射針を取り外したうえで保管をお願いいたします。
下記の製品については追加の安定性試験を実施し、使用開始後に室温 (30℃以下) のほかに冷蔵庫 (2~8℃) で保管することもできます。
※デュラブル型 (カートリッジ交換型) 注入器で使用している場合は、これまで通り使用開始後の冷蔵庫保管はできませんのでご留意ください。
注射を行う際の注意点
ご使用前に外観で異常がないかご確認ください。
注射の前には常温 (15~25°C) 程度の温度に戻してご使用ください。
注射前に空打ちにて異常がないことをご確認ください。
朝倉俊成,中野玲子,浅日真一,和田幹子:高温環境下でのインスリン製剤の保管に関する提案,くすりと糖尿病, 9 (1) ,104-113 (2020)
暑い場所でのインスリン製剤の持ち歩きについて
生活の工夫として
ノボケアニュース No.21 (PDF:2.54 MB)
インスリンは凍らせたり、高温にさらしたりすると変性してしまい、期待される効果が得られないことがあります。
インスリン製剤を外に持ち歩かれる際には、30℃を超えないようにご注意ください。
30℃を超えない保管の工夫には、 以下のような方法があります。
ただし、これらの方法は、どのような状況下でもインスリン製剤を30℃以下に保てるということではありません。
直射日光にはあてない、車の中など高温になるところに置かないなどの、基本的な注意事項を併せて守っていただくようお願いいたします。
高温によるインスリン懸濁製剤の変化について
ノボケアニュース No.14 (PDF:343 KB)
インスリンの懸濁製剤が高温になるところに置かれると、混ざらなくなることがあります。インスリンカートリッジの内壁に付着物が見えたり、液中に塊や薄片が見えたりする場合、半透明になっている場合は熱によって変性している可能性があるため、使用しないでください。
白く濁る
異常 (半透明)
インスリン懸濁製剤の保管についての注意点
外で持ち歩く際、また室内においても、直射日光があたる場所 (窓際など) に放置しないでください。熱くならないように工夫しましょう。
特にクルマの中は思った以上に高温になることがありますので、絶対に放置しないでください。
糖尿病の患者さんが在宅医療廃棄物を処理するためのガイドラインについて