Changing Diabetes ® はノボ ノルディスクが糖尿病の課題に対して世界で進めているプログラムです。95年以上前の創業以来、ノボ ノルディスクは糖尿病を克服することを目指してきました。この壮大な目標のために、私たちは、日々革新的な製剤の開発を続けています。そして、これまで多くの患者さんが抱える課題に応えてきました。
しかし、製剤だけで糖尿病のすべての課題を解決できないことも事実です。
患者さんの心理的・社会的な課題も解決していかなければ、本当の意味で糖尿病を克服することには繋がらない。そんな想いから、私たちはChanging Diabetes®という活動に取り組んでいます。
糖尿病とともに生きる人たちが、糖尿病にしばられることなく、何も犠牲にすることなく、もっと自由に、もっと自分らしく、そして、笑顔で生活を送れるように。
血糖コントロールとQOL(Quality of Life)の向上を両輪に、私たちはこれからも糖尿病とともに生きる人たちを支えてまいります。
世界での取り組み
ノボ ノルディスクは患者さん、政府や自治体、医療従事者、関係団体などと提携し、『早期糖尿病の診断の実現』、『患者さんの可能な範囲で制約のない生活を送るために必要な治療へのアクセス向上』、『都市にまん延する糖尿病の克服』等の取り組みを進めています。
より詳しい私たちの取り組みについてはこちらから
(PDF 2.9MB 日本語)
糖尿病とともに生きる人々の3分の2が都市部に暮らしており1、都市では糖尿病がまん延しています。都市が人々の生活、移動および食事に影響を与え、これらの因子はすべて健康に影響を及ぼします。2型糖尿病の根本原因ならびに社会的および文化的な危険因子について理解するため、ノボ ノルディスクは多様なパートナーと連携し、Cities Changing Diabetes(外部サイト、英語)と呼ばれるプログラムを立ち上げました。日本では、福島県郡山市において、市役所と福島県立医大と連携し糖尿病共同研究に取り組んでいます。郡山糖尿病共同研究については、こちらから。
世界中で約2億1,200万人にものぼる人々が糖尿病を有しながら、糖尿病と診断されていません1。悲しいことに、多くの患者さんが糖尿病と診断される前に足や眼の損傷、腎臓や心臓障害などの合併症を発症しています2。ノボ ノルディスクは医療従事者、患者団体および政策立案者と連携し、早期診断の利点を広く普及させる活動を行っています。毎年世界糖尿病デーには、ノボ ノルディスクが主導する世界中の普及啓発・スクリーニング活動に数十万の人々が参加しています。
現在、糖尿病とともに生きる人々の4人に3人は低所得国または中所得国に暮らしており1、このような国々では医薬品が市販されていないか、または経済的理由のために多くの人々が糖尿病ケアにアクセスすることができません。ノボ ノルディスクはさまざまなパートナーと連携し、糖尿病ケアのアクセス向上、インスリンの適正価格での提供、および医療の質の向上に努めています。糖尿病ケアへのアクセス向上のための投資活動は、世界糖尿病財団(WDF)に対する財政的支援を通じて行っていますが、全社的な取り組みとして当社独自のインスリン アクセス コミットメント(英語)といったプログラムも展開しております。
糖尿病とともに生きる人々の10人に7人は望ましい医療効果が達成されず3、糖尿病に関連した合併症発症のリスクを抱えています。ノボ ノルディスクは幅広い治療選択およびデリバリーシステムのポートフォリオを提供する一方、医薬品のみでは期待する医療効果を達成するには不十分であることも理解しています。医療従事者に対するトレーニングや患者さんの教育を実施し、患者中心のケアを目指す活動にも参加しています。
世界糖尿病デー
11月14日は世界糖尿病デーです。
2007年から国連が定める日となりました。
ブルーサークルは、2006年に国際糖尿病連合(IDF)が主導して国連決議採択を目指して行われた「Unite for
Diabetes(団結して糖尿病に立ち向かおう)」運動における象徴です。
ノボ ノルディスクは、糖尿病のまん延を食い止めるべく世界中で啓発活動を行っています。
日本でもブルーライトアップ、糖尿病の正しい理解の普及啓発活動を支援しています。
世界糖尿病デーについて詳しい情報はこちら(世界糖尿病デー実行委員会、外部サイト)から
世界糖尿病財団
ノボ ノルディスクが糖尿病ケア領域において貢献することは、世界糖尿病財団への長期的な財務コミットメントを果たすことでもあります。
ノボ ノルディスクは2002年に世界糖尿病財団を設立し、2001年から2024年に割り当てられるよう16.9億デンマーククローネ(2.77億米ドル)の寄付を行いました。
糖尿病財団は糖尿病ケア領域における治療発展と医薬品アクセス向上に関する専門家によって組織されています。
糖尿病財団は糖尿病に関する教育や発展途上国における糖尿病ケアの支援などのプロジェクトに持続的に資金を提供し、現在までに支援したプロジェクトは116カ国558プロジェクトにのぼります。
(世界糖尿病財団のウェブページより)
チーム ノボ ノルディスクは、選手全員が糖尿病患者から構成されている、世界初のスポーツチームです。
福島県郡山市において、市役所と福島県立医大と連携し、都市が抱える糖尿病の課題を克服するために、糖尿病共同研究に取り組んでいます。
DAWN2™は糖尿病の心理的・社会的支援を進めていくことを目的とした研究プログラムです。
世界中のインスリンが必要な患者さんへインスリンを届けるために、糖尿病ケアのアクセス向上、インスリンの適正価格での提供、および医療の質の向上に努めています。
出典
1. International Diabetes Federation. IDF Diabetes Atlas. 7th
edn. Brussels, Belgium: International Diabetes Federation.
2015.
2. WHO. Global
report on diabetes. World Health Organization. 2016.
3. Hart JT. Rule of Halves: implications of increasing diagnosis
and reducing dropout for future workload and prescribing costs in
primary care. Br J Gen Pract. 1992;42(356):116-119.