水資源の権利

水に対する人権を認め、水に関連した「持続可能な開発目標 (SDGs) 」 、特に「安全な水とトイレを世界中に (目標6)  」と「海の豊かさを守ろう (目標 14)  」へのグローバルな課題を認識しています。

気候変動が地球規模で水の利用可能性に影響を与えていることも認識しています。私たちは、医薬品の生産のために淡水へのアクセスに依存しており、特に水ストレスのある地域では、水資源の問題に関連する全てのリスクを軽減するために適切な行動をとることが極めて重要であると考えています。

ノボ ノルディスクは、世界中の全ての生産拠点で水の使用状況を継続的に監視し、報告しています。水は、2030 年までの環境戦略の 3 つの優先分野の 1 つに含まれており、可能な限り生産現場での水の使用量を減らし、水を再利用することに重点を置いています。

全ての生産拠点は、ISO14001 の認証を取得しています。これは、水の使用量の最適化を含めた継続的な改善に取り組んでいることを意味しています。 各生産拠点では、水の使用量の全体的な削減につながる水革新プロジェクトのためにレポ―トを提出し承認を得る機会があります。生産を最適化し、既存の生産能力を有効活用し、可能な限り水を再利用することで、「水を無駄にしない」ことを目標としています。

水使用効率と水の再利用を向上させるために、関連する事業部門の年間水使用目標が設定されています。水の使用量は理想的には減少すべきですが、水の使用量の増加は、製品に対する市場の需要を満たすための生産量の増加に伴う自然な結果でもあります。私たちは、生産量に対する水使用量の削減に努めています。

排水を継続的に監視し、報告を行っています。全ての排水は現地の基準と限界値に完全に準拠し、生物化学的排水処理場で処理されています。

事業とサプライチェーンにおける水ストレスによる影響を評価し管理するために、洪水などの水資源への影響をリスク管理手順に含めています。全ての生産拠点をマッピングし、世界資源研究所 (WRI) が提供している「AQUEDUCT」ツールを使用して水のリスク分析を実施しました。この分析に基づき、水ストレスの影響を受けやすい地域にある生産拠点を把握し、細心の注意を払うようにしています。

新しい 2030 年までの環境戦略に基づき、主要なサプライヤーと協働して、水の使用量を削減し、サプライチェーンにおけるのリスクを管理していきます。すでに、サプライヤー選定プロセスの一環として、新規サプライヤーからの水関連の課題と緩和策を評価しています。これにより、  リスクを管理し、サプライチェーン全体の水使用量を削減することができます。

当社は「アライアンス・フォー・ウォーター・スチュワードシップ (AWS) 」イニシアチブを支持しており、水ストレス地域にある生産拠点に対して自社独自の「ウォーター スチュワードシップ」を導入しています。