クロウ教授にエンジニアとしての力量をかわれていたハラル ペダーセンは、薬剤師であった弟のトーバルとともにノルディスク インスリン研究所に勤務していた。だが、ハーゲドンとの折り合いが悪くトーバルは研究所を解雇されてしまう。大家族でお互い助け合って育ったハラルはこれに責任を感じ、ノルディスク インスリン研究所を辞め、トーバルとともに自宅の地下室でインスリンの製造を始める。二人は「もっと良くしなければ!」という座右の銘のもと、さまざまな改革を行っていくのだった…