使⽤済み医療機器に、新たな使命を。

ReMed™︎のご紹介

課題

世界中で、慢性疾患を抱える数百万の人々が、ペン型注入器を利用しています。私たちの治療を用いる人の数が増えるのに伴い、私たちが環境問題(気候変動、資源の枯渇、環境汚染、プラスチック廃棄など)に取り組む義務もまた増大しています。

環境負荷ゼロへ

私たちの目標である、「2045年までにバリューチェーン全体で環境負荷ゼロを実現する」ためには、化石燃料由来のバージンプラスチックの使用量を最小化する必要があります。そんな私たちの覚悟の証明が、ReMed™︎なのです。

ReMed™︎とは

ReMed™︎は、ペン型注入器を収集し、新たな目的を持つ製品にリサイクルすることを目指します。私たちの他の活動と同じくこの活動も人から始まります。私たちは当社の製品を使用している方に、私たちと共にプラスチックゴミを減らすために、使用後のペン型注入器を収集させていただくよう呼び掛けています。その使い道はさまざまですが、長持ちし、かつ本来なら非再利用の材料で作る製品に貢献したいと思っています。

変革を推進する

私たちは、持続可能で健全な環境に貢献することをコミットする企業として、変化を待つのではなく、自ら変革を促進します。ヘルスケアの未来と、この地球の未来を築くために行動を起こします。

ReMed™︎ 使⽤済み医療機器に、新たな使命を。

ペン型注入器収集の手順

ペン型注入器のラベルに記載されています。不明な場合は、薬局でお尋ねください。

他の医療機器、例えばバイアル製剤や他社のペン型注入器などは、現在のところ、ReMed™︎の一環としてリサイクルすることはできません。ノボ ノルディスク ファーマの使用済みのペン型注入器のみ、専用の収集ケース(リターンバッグ)に入れてお持ちください。

ReMed™︎は試験的な運用段階にあるため、限られた地域で実施しております。対象地域にお住まいの場合に限り、使用済みのペン型注入器をリサイクルに出していただくことができます。

ReMed™︎に参加している薬局であれば、使用済みのペン型注入器を入れた収集ケース(リターンバッグ)をリサイクルに出すことができます。参加薬局の詳細につきましては、このウェブサイトの「指定の窓口はこちら(PDF)」からご確認ください。

現在のところ、使用済みのペン型注入器は、ReMed™︎に参加している薬局を通じてのみリサイクルが可能です。

安全面を考慮して、使用済みのペン型注入器を入れたリターンバッグは、一度だけの使用をお願いしています。リターンバッグはリサイクル可能な材料で作られており、ReMedのプロセスの一環として、ペン型注入器と一緒にリサイクルされます。

ReMed™︎を通じて収集された使用済みのペン型注入器は、有用な製品・材料にリサイクルされ、新たな用途が与えられます。具体的な製品・材料は、プログラムの実施を通じて決定していきます。

収集された使用済みのペン型注入器は、全て日本国内の専門施設に送られ、リサイクルされます。収集された注入器の輸送は、不適切な処分が行われないよう、すべて追跡・記録されます。

ReMed™︎は、ノボ ノルディスク ファーマが実施しています。同社は1923年に創立された、デンマークに本社を置く世界有数のヘルスケア企業の日本法人です。ノボ ノルディスクのパーパスは、糖尿病で培った知識や経験を基に、変革を推進し深刻な慢性疾患を克服することです。ノボ ノルディスクは、環境への影響ゼロの実現を目指しています。「Circular for Zero-循環型ビジネスで環境負荷ゼロを実現する-」という環境戦略を打ち立て、リサイクルや再利用可能な製品設計、ビジネスの手順を見直すことによる消費の最小化と廃棄物の削減、そして志を同じくするサプライヤーとの協働に取り組んでいます。