健康によく楽しい「歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー」、今年も開催
2010年4月2日
PRESS-10-07
糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京都千代田区)は、糖尿病の啓発活動や患者さん同士の交流の場として毎年多くの方に参加いただいているイベント「歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー」を、今年も4月より全国各地で開催します。糖尿病患者さん向けに、20年近くも継続して行われているウォーキングイベントは類のないものです。「健康によい」「楽しい」からという理由でウォークラリーは支持されており、例年約50カ所で開催が予定され、約6,000人の患者さんやそのご家族などが参加されています。
ウォークラリーは、糖尿病治療に欠かせない「運動療法」の中でも最も手軽で効果的とされているウォーキングを楽しみながら、糖尿病の正しい知識を身につけてもらおうという目的で、全国各地の糖尿病協会支部や医療機関の方々の協力のもと開催されています。糖尿病患者さんとそのご家族などがそれぞれ4~6人のグループに分かれ、コマ図(記号化した地図)や地図をたよりに3~5㎞のコースのチェックポイントをめぐります。コース上に設けられたチェックポイントで糖尿病に関するクイズに挑戦したり、ゲームに挑戦したりしながら糖尿病を楽しく「歩いて学ぶ」ユニークなイベントです。また糖尿病の専門医による青空勉強会も開催されます。
ウォークラリーは1992年に第1回大会を東京で開催して以来、今年で19年目となります。また、ノボ ノルディスクは全世界的にも、世界糖尿病デー(11月14日)に行われているグローバル ダイアビーティス ウォーク(GDW)に毎年参加し、糖尿病の認知向上と健康増進を図っています。GDWは世界糖尿病財団により行われており、ノボ ノルディスクはこの活動をサポートしています。
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社は今後も、糖尿病ケアのリーディングカンパニーとして、ウォークラリーをはじめとするChanging Diabetes®(糖尿病を変える)の取り組みを通じて、糖尿病患者さんのQOL向上、一般の人々に対して糖尿病の認知向上、理解促進に貢献してまいります。
参考資料
糖尿病とは
インスリンは、すい臓のβ細胞でつくられるホルモンで、その働きは血液中のブドウ糖(グルコース)を細胞に取り込み、エネルギー源として使えるようにすることです。インスリン分泌が不足したり、効きが悪くなったりすると、利用されないブドウ糖が血液中にたまり、血糖値が通常範囲を超えて上昇してしまいます。この状態が続くことを糖尿病といいます。血糖の高い状態が長く続くと血管や神経が次第に傷み、網膜症、腎症、神経障害など糖尿病に特有な合併症が生じたり、動脈硬化が進んで心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患を発症したりすることがあります。ほとんどの糖尿病の方には自覚症状がありません。症状がある時にはとても血糖が高い、あるいは既に糖尿病が進行していて合併症が出ている可能性があることを意味しています。
1型糖尿病と2型糖尿病
糖尿病には、1型、2型と呼ばれるタイプがあります。1型糖尿病は、主に自己免疫反応によって、すい臓のβ細胞が破壊されインスリンが分泌されなくなることで発症します。免疫反応とは、体外からの異物に対する反応ですが、自己免疫反応は自分の体に炎症、破壊を引き起こす病的な反応です。1型糖尿病の治療には、健康的な食事、定期的な運動とあわせ、毎日のインスリン投与が欠かせません。日本では2型糖尿病が圧倒的に多く、糖尿病全体の90~95%を占めます。2型糖尿病は、遺伝的素因と環境要因が重なり合って、インスリン分泌の低下やインスリンの働きが悪くなることで発症します。環境要因は、過食(特に高脂肪食)や運動不足などの生活習慣や肥満や加齢などです。2型糖尿病は食事療法と運動療法を基本にし、場合によっては薬物療法を行います。
子供の糖尿病
1型糖尿病は小児慢性疾患のひとつで、年齢を問わず発症し、乳幼児の患者さんもいます。子供の糖尿病といえば1型糖尿病の代名詞でしたが、最近では子供の2型の患者さんが増え、日本では、10代の1、2型の糖尿病患者さんはほぼ 1:11) となっています。世界視野でみると、子供における1型および2型糖尿病の発症率は、いずれも急激に上昇しつつあります。小児期に糖尿病になると、大人で発症するよりも若い時期から合併症(網膜症、腎症、神経障害など)の発症リスクが高まり、また心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患も合併しやすく、若くして死亡することもあります。糖尿病は、体はもちろん、精神的、そして社会的な面でも患者さんに影響を及ぼす疾病であるため、患者さん自身とその家族に大きな負担感をもたらしています。よって、糖尿病のお子さんが良好な血糖コントロールを維持するためには、患者さん自身はもとより、家族や周囲の人々へのサポートが必要です。
1) 東京女子医科大学糖尿病センター 内潟 安子先生
増え続ける糖尿病
日本での糖尿病患者数は増加の一途をたどり、厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、糖尿病が強く疑われる人は、平成19年(2007年)の調査で約890万人、糖尿病の可能性を否定できない人は約1,320万人になり、糖尿病患者と予備軍を合わせて、約2,210万人にのぼります。
世界糖尿病デーとブルーサークルについて
1921年、カナダのトロント大学で、フレデリック バンティングとチャールズ ベストはインスリンの抽出に成功しました。11月14日は、バンティングの誕生日にあたります。世界糖尿病デーは、IDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)により、糖尿病の認知向上を目的として1991年に制定されましたが、2006年に糖尿病に関する国連決議が採択され、2007年から国連が定める日となりました。ブルーサークルは、2006年にIDFが主導して国連決議採択を目指して行われたUnite for Diabetes(ユナイト フォー ダイアビーティス/団結して糖尿病に立ち向かおう)運動における象徴でした。ブルーは空と国連の旗の色を表し、サークルは団結のシンボルです。ノボ ノルディスクは、糖尿病ケアの世界的なリーディングカンパニーとして、IDFと連携して世界糖尿病デーに積極的に啓発活動を行っています。
糖尿病についての詳しい情報はwww.club-dm.jpをご覧ください。
この件についてのお問い合わせは、
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 広報部まで。
ノボ ノルディスク社につきましては、www.novonordisk.com(英文)にてご覧いただけます。
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