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ノボ ノルディスクのインスリンアナログ製剤の安全性プロファイルは確認されている




2009年07月01日
PRESS-09-22
(デンマーク現地時間:2009628日発表)
日本語翻訳・再編集版、内容や解釈については資料の正式言語である英語が優先します。

626日金曜日、欧州糖尿病学会(EASD)の学会誌である『Diabetologia』オンラインで、持効型溶解インスリンアナログ製剤インスリン グラルギンとがんとの関連に関する4つの研究のデータが発表されました1。その可能性の根拠として論説では、ある種のインスリンアナログ製剤がIGF-I受容体へより結合しやすい構造を持っていることが説明されています。IGF-I受容体は、腫瘍化細胞の増殖を促進させることに関与することが知られています2

ノボ ノルディスクは、3つのインスリンアナログ製剤、すなわち、持効型溶解インスリンアナログ製剤レベミル®(インスリン デテミル)、超速効型インスリンアナログ製剤ノボラピッド®(インスリン アスパルト)、二相性インスリンアナログ製剤ノボラピッド®30ミックス(30%の超速効型成分であるインスリン アスパルトと、70%の基礎インスリン成分のプロタミン結晶性インスリン アスパルト)を販売しています。当社のインスリンアナログ製剤が、がん発症のリスクを増大させるのではないかという不必要な推測を避けるために、下記の点について強調したいと思います。

  • 過去20年間、当社のインスリンアナログ製剤はすべて、研究の早期の段階でIGF-I受容体への結合について検討されており、IGF-I受容体親和性/インスリン受容体親和性比がヒトインスリンと同等かそれ以下のインスリンアナログ製剤のみ、次の開発段階に進めました3
  • 受容体への結合および細胞増殖に関する研究から、ノボラピッド®およびノボラピッド®30ミックスの成分であるインスリン アスパルトの安全性プロファイルが、in vitroで、ヒトインスリンと同等であることが示されています3,4
  • 受容体への結合に関する研究から、ヒトインスリンと比較して、レベミル®はIGF-I受容体親和性/インスリン受容体親和性比が同等かわずかに低いことが示されています4,5
  • 当社の市販されているインスリンアナログ製剤はすべて、多くの無作為化比較対照試験、観察研究が実施されており、さらに市販後には厳密な安全性監視を実施し、安全性シグナルをモニタリングしています。3つのインスリンアナログ製剤においてこれまで、がんのシグナルは特定されていません。
  • ノボ ノルディスクは過去20年間、糖尿病患者さんの治療の成功率を高めるためにインスリンアナログ製剤を創製し開発してきました。広範な臨床試験より得られたエビデンスにより、レベミル®、ノボラピッド®、ノボラピッド®30ミックスには、ヒトインスリンと比べ多くの糖尿病患者さんにとって臨床的なベネフィットがあることを示しています。

ノボ ノルディスクのエグゼクティブ バイス プレジデントでありチーフ サイエンス オフィサーであるマッズ クロスゴー トムセンは、次のように述べています。「私たちは、より安全かつより良いインスリンアナログ製剤を創製および開発をするためのサイエンスに基づくアプローチ、ならびにインスリンの膨大な安全性データベースから、当社のインスリンアナログ製剤が、ヒトインスリンと比べ、糖尿病患者さんの治療成績を向上させると確信しています」

インスリンとIGF-I受容体について
インスリンは、インスリン受容体とIGF-I(インスリン様成長因子-I)の2つの異なる受容体に結合することができます。インスリン受容体への結合は主に、血糖値を降下させ、IGF-I受容体への結合は主に、細胞の増殖を誘発します。インスリンのインスリン受容体への親和性はIGF-I受容体に対する親和性よりも500倍以上強いものですが、インスリン分子の修飾により親和性比が変わってしまった場合に、インスリンアナログ製剤のIGF-I受容体を介した細胞増殖のリスクが高まる可能性があります。

References:
(1) www.diabetologia-journal.org/
(2) Baserga R, Peruzzi F, Reiss K (2003): The IGF-1 receptor in cancer biology. Int J Cancer 107: 873-877
(3) Gammeltoft S, Hansen BF, Dideriksen L, Lindholm A, Schäffer L, Trüb T, Dayan A, Kurtzhals P (1999): Insulin aspart, a novel rapid-acting human insulin analogue. Exp Opin Invest Drugs 8 (9): 1431-1442
(4) Kurtzhals P, Schäffer L, Sørensen A, Kristensen C, Jonassen I, Schmid C, Trüb T (2000): Correlations of receptor binding and metabolic and mitogenic potenticies of insulin analogs designed for clinical use. Diabetes 49: 999-1005
(5) Center for Drug Evaluation and Research, FDA. Application number 21-536: Pharmacology review of insulin detemir

この件についてのお問い合わせは、
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 広報部まで。

ノボ ノルディスク社につきましては、www.novonordisk.com (英文)にてご覧いただけます。

 

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