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小児思春期の糖尿病患者さんの心理社会的ニーズに応える取り組み 日本のプランがDAWN(ドーン)サミットで高い評価
2008年11月14日
PRESS-08-32
社団法人 日本糖尿病協会
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
糖尿病患者さんの心理社会的障壁の克服を目指す世界的な取り組みであるDAWN(Diabetes Attitudes Wishes and Needs、以下ドーン)の国際会議が11月6日、ハンガリーで開催され、日本の若い患者さんが、小児思春期の糖尿病患者さんのニーズにフォーカスしたプランを発表しました。このプランは、企画参加7カ国の中で1位に評価されました。会議には、世界50カ国以上から、医療従事者、研究者、政策決定者、患者さんなど550人以上が参加しました。
今回のサミットに先立ち、小児思春期の糖尿病患者さんの生活や糖尿病ケアの向上を目指すプランの募集が行われました。これは、『ブダペスト サブミッション』という企画で、国際糖尿病連合(IDF)、国際小児思春期糖尿病学会(ISPAD)、ノボ ノルディスク社が連携して、小児思春期の糖尿病患者さんやご家族の心理社会的な支援向上を目指し取り組んでいるドーン ユースプログラムの一環です。
日本では社団法人 日本糖尿病協会の活動の一環として、今夏6人の若い患者さんが集まり、いまだに満たされていないニーズを熟考し、4つのプロジェクトを練り上げ投稿しました。1型および2型糖尿病の両方にフォーカスした包括的な4つのプロジェクトは、ドーン ユース アドバイザリーボードメンバーらによって、そのアイデアと実行性が高く評価され、企画に参加した7カ国の中で1位となり、今回のサミットで発表を行いました。
プランの策定にあたっては、先に行われたドーン ユース調査結果から抽出された次の5つのテーマが盛り込まれることが望まれました。
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糖尿病の子供たちに対する学校での支援の向上
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年齢に応じた教育と心理社会的なケアの提供
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家族や保護者への支援の向上
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仲間同士の支援の向上
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子供の肥満や2型糖尿病の発症予防の促進
日本糖尿病協会の清野 裕理事長は、「糖尿病協会の支援のもと、今後この6人が中心となり、他の糖尿病の若者にも呼びかけて、プロジェクトを実施していきます。こうした活動を通じて、若い糖尿病患者さんが抱える問題の解決につながり、また2型糖尿病の子供たちやご家族、また学校の養護教諭の支援になればと考えています」と述べています。
本件に関する問い合わせ先:
日本糖尿病協会 03-3514-1721
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社広報部 03-6266-1700
【参考資料】
■ DAWN Youth (ドーン ユース)について
ドーンとは、Diabetes Attitudes Wishes and Needsの頭文字からつけられたプログラムの名前で、2001年のドーンスタディーから始まった、糖尿病患者さんの心理・社会的障壁を克服するために取り組まれている世界的な規模のプログラムです。
ドーンユースは、ノボ ノルディスク社、国際糖尿病連合(IDF)、ならびに国際小児思春期糖尿病学会(ISPAD)の連携による、2007年にIDFにより発表された『糖尿病に関する青少年憲章(Diabetes Youth Charter)』を踏まえたアクションで、小児思春期の糖尿病患者さんやご家族に対する心理社会的な支援向上を目指しグローバルで取り組まれているプログラムです。
日本においては、DAWN Youth・鈴木万平糖尿病学国際交流財団調査研究として、日本糖尿病協会が、これまで小児・ヤング糖尿病に対して行ってきた活動の評価、糖尿病ケアの現状の評価とともに、心理・社会的側面に関して世界各国との比較調査をすることを目的として、2007年からに調査を実施しているもので、結果の一部は、2008年5月にプレス発表されました。詳しくはこちら をご覧ください。
■ 子供の糖尿病について
1型糖尿病は小児慢性疾患のひとつで、年齢を問わず発症し、乳幼児の患者さんもいます。子供の糖尿病といえば、1型糖尿病の代名詞でしたが、最近では子供の2型の患者さんが増え、日本では、10代の1、2型の糖尿病患者さんはの比率はほぼ1:1となっています。世界的視野でみると、子供における1型および2型糖尿病の発症率は、いずれも急激に上昇しつつあります。
小児期に糖尿病になると、大人で発症するよりも若い時期から合併症(網膜症、腎症、神経障害等)の発症リスクが高まり、また心血管疾患も合併しやすく、若くして死亡することもあります。糖尿病は、身体はもちろん、精神的、そして社会的な面でも患者さんに影響を及ぼす疾病であるため、患者さん自身とその家族に大きな負担感をもたらしています。よって、糖尿病のお子さんが良好な血糖コントロールを維持するためには、患者さん自身はもとより、家族や周囲の人々へのサポートが必要です。
ノボ ノルディスク社につきましては、 www.novonordisk.com (英文)にてご覧いただけます。
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