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「DAWN Youth・鈴木万平糖尿病学国際交流財団調査研究」 小児思春期の糖尿病患者さんの実態調査結果を発表
2008年5月29日
PRESS-08-09
社団法人 日本糖尿病協会
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
社団法人 日本糖尿病協会(理事長: 清野 裕、所在: 東京都千代田区、以下 日本糖尿病協会)とノボ ノルディスク ファーマ株式会社(社長:クラウス アイラセン、本社:東京)は、5月23日東京で、「DAWN Youth(ドーンユース)・鈴木万平糖尿病学国際交流財団調査研究」結果報告会を開催し、若い糖尿病患者さん、主に1型糖尿病の患者さんが抱える問題のうち、学校と社会生活、およびサマーキャンプに焦点をあてて結果を発表しました。
学校の対応、経済的なサポートについてはかなり改善されてきましたがまだ十分ではありません。改善点につきましては、就職の際に糖尿病であることを告げた患者さんの割合が1993年に実施した同様の調査より高くなったことが挙げられます(43%から52%に上昇)。一方、日本糖尿病協会小児糖尿病対策委員 東京女子医大糖尿病センター教授内潟安子先生は、「いまだ解決されていない点は、このような若者がいまなお差別感を感じていることです。インスリン注射しているから重症という意味ではないことを理解してほしい」と、述べています。また、外国の調査結果と比較して日本に特徴的だったのは、約85%の保護者が、学校で糖尿病の手助けが必要な時、担任の先生や養護教諭に頼ることができると回答した点です。
日本糖尿病協会小児糖尿病対策担当理事、鳥取県立中央病院院長武田倬先生は、「学校の先生方に知識をもってもらうために、先生方を集めて説明を行っている。もし、お子さんが糖尿病であることを周りに言いたくない場合には、それを理解してほしい。授業中に低血糖がおこったときの処置は本人にまかせてほしい。そういう環境をつくるのが大切」と、述べました。
今回の報告会に質疑応答のパネリストとして参加した患者さんの一人である3月に高校を卒業した佐々木妙子さんは、「最初から病気だからいろんなことができないときめつけずに、その子自身を尊重してほしい」と、述べました。
また、日本糖尿病協会小児糖尿病対策委員坂本辰蔵さんは、「報道では糖尿病には1型、2型があるということをきちんと伝えてほしい。また、患者もわかってもらえるよう努力をしていけば、将来は変わっていく」と、期待を述べました。
解決されていない問題に対しては、小児思春期の糖尿病について正しい知識を普及させ、周囲の人々に糖尿病の理解を深めてもらうことが重要です。日本糖尿病協会理事長で、関西電力病院院長の清野裕先生は、「1型糖尿病の患者さんは少ない。こうした疾病の認知向上にはマスメディアの力が必要。支援の輪に加わっていただきたい」と、述べました。
日本糖尿病協会およびノボ ノルディスク ファーマ株式会社は、今後も引き続き、糖尿病の正しい知識の普及のため様々な取り組みを行ってまいります。
【参考資料】
■ DAWN Youth・鈴木万平糖尿病学国際交流財団調査研究について
日本糖尿病協会は、鈴木万平糖尿病学国際交流財団から支援された小児思春期糖尿病に関する調査とノボ ノルディスク ファーマ株式会社が企画した国際共同研究であるDAWN Youth スタディの趣旨が似ていることから、DAWN Youth・鈴木万平糖尿病学国際交流財団アドバイザリーボードを置き、日本糖尿病協会研究として、2007年に「DAWN Youth・鈴木万平糖尿病学国際交流財団調査研究」を発足させました。
鈴木万平糖尿病学国際交流財団調査研究
日本糖尿病協会がこれまで小児・ヤング糖尿病に対して行った行事の評価と現状の評価
DAWN Youth (DAWN: Diabetes Attitudes, Wishes and Needs )調査
特に若い糖尿病患者の心理・社会的側面に関する大規模調査で、世界各国との比較調査
本件に関する問い合わせ先:
日本糖尿病協会 03-3514-1721
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社広報部 03-6266-1700
ノボ ノルディスク社につきましては、 www.novonordisk.com (英文)にてご覧いただけます。
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