よりよい未来を願う思いこそが 糖尿病を変えていく大きな力になる
| 審査員 |
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 マーケティング本部長 |
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カール ビルボ |
changing diabetesは、糖尿病とともに生きる人々の生活や取り巻く環境をよりよいものにするための活動です。糖尿病は患者さんの数が世界中で急速に増加している疾患のひとつですが、その主な原因は生活習慣や食生活が急激に変化したことや運動不足などにあるといわれています。今後5年間で、日本だけでも患者さんが1,000万人を超えると言われ、全世界では10秒間に1人、糖尿病が原因の疾患で亡くなっています。このような数字はとてもショッキングですが、まだまだ希望はあります。
私は糖尿病になって30年近くになります。この間、糖尿病治療の進歩を私自身、体験してきました。
まず、自らの糖尿病のコントロールにおいて運動が果たす役割についての理解が深まり、血糖レベルを適切に保つために健康的な食生活の重要性に重点が置かれるようになりました。また、ありがたいことに、たくさんの新しい糖尿病治療薬が開発されています。血糖値のチェックが自分でできるようになり、注射針が細くなり、操作が簡単で使いやすい注入器が開発され、インスリンも改善されました。またインスリンポンプの登場など、糖尿病治療は明らかに簡便になり、改善されてきています。
本当に長い道のりでした。しかし、糖尿病についてはまだまだ変えていかなくてはならないことがたくさんあります。
糖尿病を治癒する特効薬は現在ありません。そんな中、糖尿病の患者さんやその近親者やご友人が、糖尿病について実際にどう感じどう思っているのかを理解することは、必ずや糖尿病治療を良くしていくことにつながると私たちは考えています。 また、よりよい未来を願う皆さんの思いこそが、糖尿病にまつわる様々なことを変えていく大きな力になると私は信じています。このような思いからこの糖尿病エッセイ大賞を企画いたしました。
患者さんの声が、よりよい治療を実践するための最良のアドバイスであることは疑いの余地がありません。私たちは、その声に耳を傾け真摯に受け止めることで、糖尿病と生きる皆さんと力を合わせて「糖尿病を変えていく」ことができると信じています。
プロフィール
| 1964年 |
デンマーク生まれ |
| 1977年 |
13歳の時に1型糖尿病を発症 |
| 1992年 |
デンマーク工科大学大学院卒 |
| 1992年 |
ノボ ノルディスク社入社
糖尿病ケア部門を担当 |
| 2001年 |
ノボ ノルディスク社 ビジネスインフォメーション部門
担当副社長 |
| 2004年 |
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
マーケティング本部長 |
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