dawnstudy.jpを開設 ~インスリン導入時の医師と患者の コミュニケーションをサポートする情報提供サイト~
2006年5月26日
PRESS-06-11
糖尿病ケアのリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(略称:NNPL、社長:クラウス アイラセン/ Claus Eilersen、本社:東京都千代田区)は、5月25日に、DAWN調査に関する情報提供と、その調査結果に基づいたインスリン導入時の医師と患者のコミュニケーションをサポートするツール「絵で見てわかるインスリン治療講座」を提供するサイト、「dawnstudy.jp」を開設したことを発表しました。
「dawnstudy.jp」について
「dawnstudy.jp」(www.dawnstudy.jp)は、DAWN(ドーン)およびDAWN JAPAN調査に関する情報を掲載する医療従事者向けサイトです。「絵で見て分かるインスリン治療講座」はdawnstudy.jpから利用することができます。
「DAWN調査」について
2001年、世界13ヶ国の計5,000名以上の糖尿病患者および3,000名以上の医療従事者を対象に、糖尿病を取り巻く心理社会的な側面に関する初めての国際的な大規模調査研究DAWN(Diabetes Attitudes, Wishes and Needs)studyが行われました。調査結果の中でも、殊に、インスリン治療について、患者だけでなく、医療従事者も何らかの心理的障壁をもっていることが示されました。
インスリン治療を適切な時期に開始するためには、医師、患者双方に存在する心理的障壁や課題を明らかにし、それを克服する方法を考える必要があるという考えのもと、日本では2004年に医師約200名によるDAWN JAPAN研究会が設立されました。
DAWN JAPAN調査では、糖尿病患者さんにはインスリン治療に対する誤解や抵抗感があり、また、医師は患者さんの抵抗の理由を正確に把握・理解していない可能性があることが明らかになる一方で、インスリン治療を開始した患者さんの約半数は「(インスリン治療を)早くすべきだった」と感じているという結果が出ています。また、インスリン治療開始後は、血糖コントロール状態に対する満足度も向上していることから、インスリン治療に対する心理的障壁が取り除かれ、インスリンが必要な患者さんに適切な時期にインスリン治療が導入されることで、糖尿病患者さんのQOLの向上が期待されます。
「絵で見てわかるインスリン治療講座」について
「絵で見て分かるインスリン治療講座」はDAWN JAPAN調査の結果に基づき、DAWN JAPAN研究会によって開発されました。調査の結果の一部は5月26日に第49回日本糖尿病学会年次学術集会(5月25~27日、東京国際フォーラム)において発表されました。
「絵で見て分かるインスリン治療講座」は、医師を対象に、患者さんとの対話のヒント、個々に異なる患者さんの不安を特定するためのチェックシート、それぞれの不安に対する視覚的な解説、また、患者さん用には医師から説明された情報を持ち帰り、再確認するためのリーフレットなどを含んでいます。医師と患者さんのコミュニケーションを図ることで、適切な時期のインスリン治療導入をする助けになります。
糖尿病について
糖尿病患者は増加の一途であり、成人の6人に1人が糖尿病かあるいは予備軍と言われ(2002年厚生労働省「糖尿病実態調査」)、日本人の死因のうち糖尿病は男性10位、女性9位となっています(2004年厚生労働省「人口動態統計の概況」)。糖尿病患者の生活の質(QOL)の低下を防ぐためには、糖尿病性合併症を予防することが重要です。そしてそのためには、ヘモグロビンA1c(HbA1c)を低い値で保つことが必要となります。経口剤で良好な血糖コントロールができなくなった2型糖尿病患者さんについては、合併症を予防するため、膵臓機能を守るためにもインスリン治療を適切な時期に開始することが重要です。
この件についてのお問い合わせは、
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 広報部まで
ノボ ノルディスク社につきましては、 www.novonordisk.com(英文)にてご覧いただけます。
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