糖尿病治療薬ヒトGLP-1アナログ製剤「リラグルチド」後期第2相試験結果 ~低血糖をおこさずに血糖コントロールと体重減少を実現~
2005年12月12日
PRESS-05-21
糖尿病治療用インスリン製剤および注入器のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク ファーマ株式会社(略称:NNPL、社長:クラウス アイラセン/ Claus Eilersen、本社:東京都千代田区)は、欧州で行われた「リラグルチド」の後期第2相試験の結果を発表しました。リラグルチドは1日1回投与で使用されるヒトGLP-1アナログ製剤です。試験はプラセボを対照とした無作為二重盲検試験で、それまで食事療法または経口剤により治療を行っていた2型糖尿病患者165名を対象に14週の単剤療法を行いました。
リラグルチド投与群ではプラセボ群と比較して、1.5%から2%低いHbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー:長期間の血糖の状態を反映する指標)を達成することが出来ました。目標値として設定されていたHbA1c 7%以下を達成した患者さんの割合は、プラセボ群の8%に対して、最も高用量の投与群では、45%以上でした。試験開始前の平均HbA1cの平均値は8.5%弱でした。
最高用量投与群では空腹時血糖値が54mg/dL以上改善しました。さらに、開始時に約90kgであった被験者の体重は平均3kgほど減少しました。
リラグルチドは忍容性が良好で、悪心が5-10%程度報告されています。消化管の副作用は治療開始当初に最も多く現れ、その後大幅に減少します。血糖値の大幅な改善にも関わらず、重大な低血糖も軽度の低血糖も全くおきませんでした。
ノボ ノルディスク社の最高科学責任者であるマッズ クロスゴー トムセンは「素晴らしい臨床データが得られました。低血糖を起こさずに血糖コントロールと体重減少を同時に実現させ、2型糖尿病治療の向上が期待されます。」と話しています。
2006年2月には3,800名の患者さんを対象とした第3相試験の開始を予定しています。なお、国内では第2相試験実施中です。
この件についてのお問い合わせは、
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 広報部まで
ノボ ノルディスク社につきましては、 www.novonordisk.com(英文)にてご覧いただけます。
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