ノボ ノルディスク社(NNA/S) 世界糖尿病財団がデンマーク王国外務省と協力 ~ 発展途上国における糖尿病対策を推進 ~
2002年9月11日 PRESS-02-19
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社(略称:NNPL、社長:ロジャー モーア、本社:東京都中央区)の親会社であり、糖尿病領域における世界のリーディングカンパニーであるノボ ノルディスク社(略称:NNA/S、社長:ラース レビアン ソレンセン/ Lars Rebien Sørensen、本社:デンマーク)が2001年11月に設立した「世界糖尿病財団(World Diabetes Foundation - WDF)」は、このほど、デンマーク外務省に所属するデンマーク国際開発支援機構(Danish International Development Assistance - DANIDA)と、発展途上国において糖尿病とその慢性的合併症の予防に向けた協力のための、合意文書に調印しました。今回の合意に基づき、対象となる発展途上国のプライマリケアセクターの強化策等、国家レベルでのヘルスケアプログラムが推進されることになります。
合意文書に調印したパー スティー ムラー外務大臣は、「ヨハネスブルクで開催中の持続的な開発のための世界首脳会議(環境開発サミット)では、全てのレベルにおいて新しい連携関係を築くことが持続的な開発を達成するために不可欠な方法であることが強調されています。DANIDAとWDFの両組織は協力体制を確立し、発展途上国において有効なヘルスケアシステムのインフラを築くためにとくに必要性の高いリソースの確保に向けて積極的な活動を展開することに合意しました。今回の合意は、政府機関と民間機関の連携が政府援助プログラムの推進力として重要な役割を果たすことを証明するものです。」と述べています。
WHOの統計では、発展途上国における急激な糖尿病の増加が予想されており、今後20年間の貧困と疾病の拡大に対する糖尿病の影響を考慮した場合、一刻も早い対策の実施が必要となります。
世界糖尿病財団の理事長を務めるジョージ アルバーティ教授は、プログラムの一部を紹介し、次のように述べています。
「我々の共通の目標は、援助受け入れ国のヘルスケアシステムの基盤作りを支援することにより、糖尿病による悪影響を予防し、疾病の抑制を推進することです。我々とDANIDAのパートナーは、援助を受け入れる側が国家レベルでプログラムを確立しなければならないことで合意しています。したがって、現段階においては、プログラム自体に関する具体的な計画は策定されていません。ただし、糖尿病の早期診断と後に発生する合併症の予防を目的とした教育プログラムを推進することがとくに重要であることは認識されています。国民に対する教育活動の徹底と同時に、医療従事者の技術の向上も推進しなければなりません。」
両組織は2003年までに次の国々で以下のプロジェクトを立ち上げる計画です。
<対象国>
インド、ウガンダ、ガーナ、ケニア、タンザニア、ブータン
<実施予定の活動内容>
・糖尿病関連問題についての資料作成と研究
・栄養と健康的な生活習慣に関する研究と分析
・一般市民および専門家の教育・啓発、必須医薬品の配給と調達、成果のモニタリング
各国政府との連携に加え、両組織は、国内および国際レベルのNGO、国内および国際レベルの研究機関、各国の保健サービス機関、国際組織、産業界とも協力してプロジェクトを推進する予定です。
WDFはプロジェクトの審査および選定を行い、パートナー候補と直接交渉を行った上で、プロジェクトの内容と実施計画を決定し、同理事会が承認したプロジェクトに対して資金を直接提供します。WDFと連携するDANIDAは、各地域の実情についての詳細な情報を活用し、対象となる国や実施されるプログラムを特定します。WDFは、資金援助対象のパイロットプログラムの作成および実施に際して、これらの作業をサポートするコンサルタントも推薦します。DANIDAは、パイロットプロジェクトの成果が広く共有され、大規模なプロジェクトが展開されるよう積極的な支援を行います。
なお、世界糖尿病財団に関する詳細な情報は、www.worlddiabetesfoundation.org(英文)にてご覧いただけます。
参考資料:
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現在、全世界の糖尿病患者数は約1億5千万人に達しています。世界保健機関(WHO)によれば、10年後には糖尿病患者数は2億5千万人に増加し、新たに糖尿病と診断される患者全体の70%は発展途上国の人々で占められると予測されております。
糖尿病と診断されている患者は、実際の糖尿病患者の半数以下に過ぎず、早期診断と適切な治療が行われなければ、糖尿病は蔓延して国家経済の担い手である国民の健康を損ねる結果となります。したがって、発展途上国における糖尿病の問題は、その将来に対して二重のマイナス作用を有することとなります。第1に、糖尿病と糖尿病の放置による合併症の治療には多大な経済的負担が強いられます。第2に、本来国家経済を支える立場にある人々の健康を損ね、それらの人々を一方的に消費する層にする危険性があるのです。
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| 2. |
世界的な製薬会社であるノボ ノルディスクは、このような世界の状況を改善し、糖尿病の発生リスクが高い人々のニーズに応えるため、2001年に世界糖尿病財団(WDF)を設立しました。独立した支援団体であるWDFは下記の活動に取り組み、糖尿病予防を推進しています:
・教育および一般の認識向上を目的とする支援活動
・基盤作りのための活動
・必須医薬品の配給と調達 |
世界糖尿病財団について
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財団の全体的な目標は、1)糖尿病についての認識と知識の向上、2)糖尿病及び合併症の予防、3)患者及び医療従事者への教育研修及び啓発、4)糖尿病治療のために必要な医薬品の流通の改善、5)糖尿病の発見、治療、モニターの増進を支援・推進することにより、発展途上国の糖尿病治療を向上させることにあります。 |
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ノボ ノルディスク社は2001年11月13日に財団の設立を発表しました。同社は10年間に渡り総額5億DKK(約80億円)をWDFに寄付することが、2002年3月12日の株主総会で承認されました。財団はデンマークで投資信託として登録され、ノボ ノルディスク社以外からの資金を募ります。 |
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財団は5名からなる役員会により、ノボ ノルディスク社からは独立して運営されます。役員は糖尿病専門医や発展途上国におけるヘルスケアシステム構築に造詣の深い専門家が選任されています。
全体の50%を超えない範囲で、ノボ ノルディスクの代表も役員会のメンバーとなります
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この件についてのお問い合わせは、
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 広報部まで
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社に関する詳細な情報は、インターネット・ホームページ に掲載されております。 また、ノボ ノルディスク社につきましては、 www.novonordisk.com(英文)にてご覧いただけます。
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