家庭治療
日本では、1983年より血友病患者さんが凝固因子製剤を家庭で注射することが許可されました*。
家庭で凝固因子製剤を注射できる最大のメリットは、出血して短時間のうちに凝固因子製剤を注射できるので、早期に止血することが可能となり、例えば、関節出血では、出血の量を最小限にとどめることができます。出血して関節内にたまった血液は、関節に悪影響を与えるので、そのような状況下に長くおかれた関節は、出血しやすくなり、出血を繰り返すようになってしまいます。
また、家庭注射のメリットは通院の時間を省き、患者さんの負担を減らすことができますし、患者さんの学校行事への参加、仕事や旅行の活動範囲が広がるなど、よりQuality of Life(生活の質)の向上が期待できます。
* インヒビターを保有する患者さんでは、1999年より家庭での注射が許可されました。
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