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ノボ ノルディスクのインスリンアナログ製剤をご使用の皆様へ


ノボ ノルディスクは1923年に初めてインスリン製剤を発売して以来、85年以上にわたる糖尿病ケアの歴史があります。より良いインスリン製剤を求めて研究を重ねた結果、1936年にハーゲドン博士らによりプロタミンという蛋白質を加えることによってインスリン作用の持続化に成功し、1946年には世界初の結晶性プロタミンインスリン(NPH)の開発に成功しました。そして、1982年にはヒトの体内で作られるインスリンと同じ分子構造を持った半合成ヒトインスリン製剤を世界で初めて発売しました。さらにヒトインスリン製剤の課題を解決するため改良をすすめ、インスリンアナログ製剤が開発されました。当社は現在、超速効型、二相性、持効型の3カテゴリーのインスリンアナログ製剤を発売しており、多くの患者さんにご使用いただいております。

当社のインスリンアナログ製剤は、数多くの臨床試験より得られたエビデンス(科学的な根拠)により、ヒトインスリン製剤と比べ多くの糖尿病患者さんにとって臨床的な有用性があることが示されています。一方、大規模な臨床試験および製造販売後調査によって、ヒトインスリン製剤と比べ特にリスクとなるデータは出ていません。

より安全かつより良いインスリンアナログの製剤化のために、当社の開発方針として過去20年の間、インスリンアナログ製剤の開発の早い段階で、IGF-I受容体への結合(IGF-I受容体親和性)について検討してきました。

インスリンは、インスリン受容体とIGF-I受容体の2つの異なる受容体に結合することができます。インスリン受容体への結合は主に血糖値を降下させますが、IGF-I受容体への結合は非臨床試験で主に細胞の増殖を促進することが示されています。したがって、当社では、(1)低いIGF-I受容体親和性、(2)インスリン受容体からのすみやかな解離(作用持続時間が長くなると細胞の増殖を増加させるため)、(3)ヒトインスリンと同程度またはそれ以下の、インスリン受容体に比べたIGF-I受容体への親和性のバランスという3点を満たすことを開発方針として掲げています。

この方針のもと、インスリン デテミルとインスリン アスパルトは創薬され、持効型溶解インスリンアナログ製剤レベミル®(インスリン デテミル)、超速効型インスリンアナログ製剤ノボラピッド®(インスリン アスパルト)、二相性インスリンアナログ製剤ノボラピッド® 30ミックス(30%の超速効型成分であるインスリン アスパルトと、70%の中間型成分のプロタミン結晶性インスリン アスパルト)として製品化されています。

以上から、私たちは当社のインスリンアナログ製剤が、ヒトインスリン製剤と比べ糖尿病患者さんの治療成績を向上させると確信しています。

当社のインスリンアナログ製品に関する疑問・質問などは「ノボケア相談室」にお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。

ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
代表取締役社長 クラウス アイラセン

 

ノボケア相談室


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