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ノボ ノルディスク社の歴史 インスリンとともに歩む


ノボ ノルディスクは80年以上の歴史を持っています。その始まりは、ノーベル生理学賞を受賞したコペンハーゲン大学教授のアウグストと、代謝疾患の医師であり、自身が2型糖尿病の患者でもあったマリーのクロウ夫妻による1922年の米国旅行でした。

アウグスト クロウ博士と妻のマリー

米国滞在中、牛の膵臓から抽出したインスリンで糖尿病患者の治療をしていたカナダ人研究者のことを知った夫妻は、デンマークでのインスリン製造に関する許可を取得。帰国後、同年12月にアウグスト クロウはハーゲドン博士と協力し、インスリンの抽出に成功。1923年にはノルディスク インスリン研究所を設立、ハーゲドンが所長に就任しました。

一方、ノルディスクのエンジニアであったハラルド ペダーセンは、ノルディスクを辞めた後、弟のトーバルとともに自分たちの研究所を設立。1925年にインスリンの製造に成功し、会社をノボ テラピューティスク研究所と命名しました。

こうして誕生したノルディスク(北欧を意味するデンマーク語)とノボ(「新しい」を意味するラテン語novusに由来)の両社は、世界のインスリンメーカーとして急速に発展していきました。

History of Novo Nordisk (英語版flash movie)

 

1925
ノボ テラピューティスク研究所(ノボ インダストリ社の前身)設立。

ノボ テラビューティスク研究所 1925年頃
「1925年頃」

インスリン ノボ、インスリン ノボ シリンジ
(ノボペン® の原型)を発売

ノボ シリンジ(ノボペンR の原型)

1938
糖尿病治療および研究の拠点、ヴィドーレ病院開設
1953
持続型亜鉛懸濁インスリン製剤レンテ発売
1982
世界初のヒトインスリン製剤(半合成)発売

ヒトインスリン製剤(半合成)

1985
世界初のインスリンペン型注入器ノボペン®発売

ノボペン®

1987
イースト菌を宿主とした遺伝子組換え型ヒトインスリン製剤の生産開始。

ヒトインスリン結晶
「ヒトインスリン結晶」

 

1923
ノルディスク インスリン研究所(ノルディスク ゲントフテ社の前身)設立。

ノルディスク インスリン研究所 1929年頃
「1929年頃」

北欧初のインスリン製剤インスリン レオ発売
1932
糖尿病治療専門のステノメモリアル病院開設
1946
世界初の中間型イソフェン(NPH)インスリンの開発に成功

中間型イソフェン(NPH)インスリン

1957
糖尿病の基礎研究のためにステノメモリアル病院研究所設立(1978年にハーゲドン研究所に改称)

ステノ糖尿病センター ハーゲドン研究所


 

1989年1月にノボとノルディスクの合併が決定され、ノボ ノルディスク社が誕生しました。60年以上に及んだ競争を経て、両社は力を結集し、糖尿病治療用薬の開発や世界各国での製品提供に向けて取り組むようになりました。

1989
ノボ インダストリ社とノルディスク ゲントフテ社が統合、ノボ ノルディスク社設立。
世界初のインスリンプレフィルド製剤ノボレット®発売
1992
ステノメモリアル病院とヴィドーレ病院が統合、ステノ糖尿病センター開設
1994
北欧系企業として初めて、年次環境報告書を刊行
1996
血友病患者さん向け血液製剤ノボセブン® 発売
1999
世界で初めての専用ペンシステムで投与するリキッドタイプの成長ホルモン製剤ノルディトロピン®S注発売。
超速効型インスリンアナログ製剤ノボラピッド®発売
2001
世界糖尿病財団設立。
インスリンプレフィルド製剤フレックスペン® 発売
2002
二相性インスリンアナログ製剤ノボラピッド®30ミックス発売
2003
ペン型リキッドタイプ プレフィルド ヒト成長ホルモン製剤ノルディトロピン® ノルディフレックス® 発売
2004
持効型溶解インスリンアナログ製剤レベミル®発売
2005
ノボ ノルディスク血友病財団設立
2006
WWF(世界自然保護基金)と温暖化対策の協定に調印
2009
ヒトGLP-1アナログ製剤ビクトーザ®発売